青春記が好きだ。
何度も言っているが大好きだ。

大槻ケンヂ「グミ・チョコレート・パイン」
中島らも「僕が踏まれた町と僕に踏まれた街」
原田宗徳「17歳だった!」
芦原すなお「青春デンデケデケデケ」
稲田耕三「高校放浪記」
三田誠広「僕って何」「高校時代」
中場利一「岸和田少年愚連隊」
村上龍「69」
等など・・・

他にも作者の経験を元にした青春小説や、過去を赤裸々に書いたエッセイを
ネットや書評で探しては買ってきて読んだ。
総じていえることは、みんな熱い時代を過ごして大人になっている。
行動力、好奇心が素晴らしい。
俺も文章を生業としたとは思っていても、作家としては大切であろう
こういう部分が欠落しているのかもしれない。

今日読んだのは、東野圭吾「あの頃ぼくらはアホでした」
笑えた。関西人独特の突っ込みが最高だ。
やっぱり昔の若者は健全だった。
悪いことをしていても今の連中にはない「仁義」があった。
古きよき時代とはよく言ったもんだ。
年寄りが昔を懐かしむ理由が俺には結構よく分かったりするのは
こんな本を読んだりしているからかもしれない。

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