いつか・・・
それがどれだけ遠いことか少しずつ分かってきた。
具体的な未来なんてほとんどないけれど、いつかを望んでいるようでは具体的にはなる事はない。

夜はプールに。
久しぶりに腕の感覚がなくなるまで泳いだ。

仕事が終わって帰宅して夕飯を食べて本を読んで寝る。
何かが足りない。
そう、書くこと抜けている。
でも、そこまで固執することなのだろうか？
書かなければならなくなったときに、好きだった想像の世界を作り出す事が苦痛になりはしないだろうか？
暗い部屋でベッドに横になって、そう思った。

ひとりでいる時間が長い。
以前は、かわいい女の子と話したりくっついたりする時間が欲しかった。
そんな女の子を見つけると、かなり強引に誘ったりもした。
今は正直、女の子からの視線が邪魔に感じる。
自惚れているわけではなく、自分に好意を持っている人の視線には敏感だ。
その視線を感じると、その女の子がどんなにいい子でも逃げ出したくなる。

できるなら、ずっと活字の世界に浸っていたい。
現実にはもう疲れた。

パートさんの娘が1年生にいる。
中学1年の頃を思い出してみようとするけど、ただただ毎日楽しかったことしか覚えていない。
勉強もスポーツもできて、身長もどんどん伸びてきて、悩みなんてほとんどなかったのではないだろうか。
それもこれも、今となって言えることだ。

その娘さんがバレー部の顧問の先生とうまく行っていないらしい。
うちの学校はやけにバレーが強い。
全道でも指折りの強さだ。
実際男女とも指導しているのは体育の男の先生。
女子バレー部の顧問は今年採用になったばかりの女の先生。
大会なんかは、会場が違うからひとりの先生ですべてまかなうのは無理だ。
規模が小さい学校なだけに、みんな何かしらの部を持っている。
他の誰かに変わってもらうと言うわけには行かない。
スポーツ経験のない彼女にとって、それはかなりの負担なのは分かる。
それでも、分からないなら分からないなりに生徒と接しなければならないと思う。
分からないのに生徒を上から見るのはどうなのだろうか？
「言いたい事があればはっきり言え」と言う一方で意見を言うと
「あんたたちの言ってることは分からない」と言う。
そこで娘さんは「先生の言っていることは矛盾している」と指摘したらしい。
怒って職員室に引き返した先生を放っておくわけにも行かず、もう一度
話し合いをしているときに「あんた（娘さん）は人の気持ちが分からないんだね」
言ってはいけないことを言ってしまったようだ。
中学生の話し合いで、先生が個人攻撃をしてしまった。
職員室では媚を売るような笑顔のT先生。
うすうすは感じていたけど、とても女の嫌な部分を持った先生になるだろう。

宮本輝「優駿」
面白い。
ここまでリアルな競馬小説はあまりない。
狩野洋一の「ダービーを盗んだ男」「龍の囁き」に匹敵する。
ただ、狩野のサスペンスに対して、こっちは本当に純粋すぎるまでの文学。
少しドラマチックするぎる部分もあるけど、競馬はドラマだからいいのだ。

バレンタインの思い出は、男よりも女のほうが多いのかもしれない。
「好きなあの子からもらえるかな」って、待つしかない男よりも「今日こそ好きなあの人に」って女のほうが、はるかに能動的だろうし。

俺には特にバレンタインの思い出ってのはない。
本命チョコをもらったこともあるけど、その後どうこうなったって事もないし。
正月とかとはちがって、俺にとっての2月14日は365分の1なんだよな。
今年は、生徒たちが給食室の前をウロウロしていたから、一歩も出なかった。
困るチョコはもらいたくない。

石田衣良「池袋ウエストゲートパーク」
彼の小説はほとんど読んでいるけど、この「池袋〜」だけはまだだった。
「池袋〜2」から「池袋〜4」までは読んでいるくせに。
どんなに暗いことをテーマにしていても、それを感じさせないのはさすが。
本当に今の作家と言う感じがする。
直木賞受賞か。
俺としては芥川賞も狙える作品だと思うのだけど。
どうもその線引きが微妙だ。

朝から家電量販店でばあさん用の携帯を買ってきた。
家族割を使うために、また俺名義で購入。
ずっとひとり2台までしか契約できないと思っていたけど、3台までだった。
こんなことならお袋を連れて行かないでもよかったな。

帰りにそのままお袋をばあさんの家に下ろして、俺はプールに。
久しぶりにいつも行っている定食屋のトンカツ定食を昼に食べた。
この店の肉は悪くないんだけど、当たりはずれがある。
今日ははずれ。
脂身ばっかりだった。

本屋でシービスケットの文庫本が出ているのを発見。
値段を見てびっくりした。
文庫本なのに1000円近くする。
文庫本は500円出せば買えなきゃ。
かなり悩んだけど、来週はクラス会もあることだし給料が出るまで
我慢することにしよう。
まだ借りた「ダヴィンチ・コード」も読んでいないことだし。

今夜も酔って、さっさと寝てしまった。

最初のメールからもう何ヶ月になるだろう。
出会い系を通じてメル友になった人妻さんから、ついに写メが届いた。
角度をつけて、化粧をギンギンにした人目で
「はい！私頑張ってます！！」って写真。
そりゃ、最初から寝起きの写真を送れとは言わないけど、あそこまでキメる必要もないだろうに。
25歳で来年小学生になる子供がいるからか、やっぱりまだ若いって
思われたいんだろうな。
もっと自然体でいた方がきれいなのに、それに気付いていない人って
意外と多かったりする。男も女も含めてね。

この本。
友達から借りた。
まだ全然手をつけてないけど、評判通りかどうか。
翻訳物ってあんまり得意じゃないんだよな。

サッカー辛勝。
かなり危なかった。
北朝鮮チームにメキシコ五輪銅メダルの日本代表がかぶったのは
俺だけだろうか？？

酒なんてほとんど飲んでいないのに、具合が悪い。
口の中がヒリヒリしているのも、きっと塩分の取りすぎのせいだ。
体のことを考えたら、もうあの店には行かないほうがいいのかもしれない。

プールに行って、サウナで塩分を出そうと思ったけどそれも億劫でやめてしまった。
ほとんど本を読んだりテレビを観たりのダラダラ生活。
シャラポアスタイルいいなぁ・・・。
あのショットのたびの奇声は好きになれないけど。

友達の就職祝いをしてやった。
焼肉屋でやったんだけど、しょっぱい！
塩かけすぎだろ？
舌がビリビリして、ほとんど食べれなかった。
まあ、友達はうまいって食ってくれたからよかったんだけどね。
何でこんなに繁盛しているのか分からないくらいのしょっぱさだった。

友達と別れた後同期会の2次会に行って来た。
行かなきゃよかった。
あんなにまずい酒は久しぶりだ。
いや、まじで。

ああ・・・もうイッちゃった・・・1月が」
と、いきなり官能的な（？）書き始めにしたのは矢月秀作のこの本を読んだからか。
バイオレンス小説を書く人は、官能小説も手がける事が多い。
というか、バイオレンス小説には官能的な場面が多々出てくる。
勝目梓なんかもそんな小説が非常に多い。

1月が終わってしまって、今日から2月だ。
ボーっとしている内に、どんどん月日は流れてしまっている。
思い出したけど、今月車検だ。
もう車を買って3年。
うんざりする。

プールに行ってきた。
3月までの月謝をまとめて払ったのは、今週末の鍋パーティーが
女の子のキャンセルでお流れになったから。
予定が詰まっていたと思えば急に暇になってしまった。
友達と焼肉でも食いに行って来るかな。

今日からパートさんが出勤。
新年の挨拶もそこそこに、早速色々と仕事をしてもらった。
パートさんには何の不満も無い。
でも、それ以上に栄養士なり学校のシステムなりに不満がある。
すべてがいい職場なんてあるわけが無いけど、ここまで極端な職場も珍しいのではないだろうか。

年賀状を出したけど返事が来なかった友達から、手紙が来た。
国家試験が3月にあるみたいで、今年は帰省しなかったらしい。
その女の子とは、何年か前に勢いで一度だけエッチをした事がある。
すごく性格のいい女の子で、結婚するならこんな女の子だろうなって感じ。
もし国家試験に合格したら、こっちで働くことになる。
機会があれば、今度はきちんと付き合ってもらおうかな。
彼女も俺も今年で23歳。
将来のことを考えるが、早いとは言えない年齢だし。

押入れを整理していた、古いマンガが出てきた。
財閥の御曹司になるべく養子になった少年が、すべてを蹴って政界一
早く走ることを目指す。
世界一・・・言葉にするのは簡単でも、地球上一番ってのは想像を絶する。
功名心は俺も人並みにはある。
でも、実際世界の頂点に立った人たちは「これで有名になった」と言う
満足感はあるものなのだろうか。
スケールの小さい人間過ぎて、自分が立てない舞台に立った人の気持ちを
全く理解できそうに無い。