半年ぶりの連絡

2004年9月16日 友達
南米に遠洋航海に出ていた高校時代の友達が、約半年ぶりに携帯電話の
電波が届く範囲に帰ってきた。
笑い話にならないくらい辛かったと言っていた。
日本はやっぱり豊かなんだよとも言っていた。
高校時代は、どちらかと言うとちゃらんぽらんなことばっかりやっていた彼だったけど
卒業後海上自衛官になって、すごく大人になった。
プライバシーもほとんどないような狭い船の中で、男ばっかりの世界。
俺だったら耐えられただろうか。

帰ってきたら1ヶ月とまではいかなくても、しばらくは休みがもらえるだろうと期待していて
地元に帰ってくる予定だったと言う。
それなのに、半年無休で働いて休暇はたったの5日。
その後すぐに九州に向かうらしい。
イラクに派遣された自衛官たちも、もちろん命がけの仕事だっただろうけど
任期は3ヶ月。膨大な特別報酬をもらった。
どっちがハードなのだろう。
やっぱり友達の肩を持ってしまうから、こんな考え方になってしまうのだろうけど
仕事の内容と給料に不公平と言うものはある。

正月には帰る予定で、そのときは飲もうと話をして電話を切ったけど
それも無理かもしれないのか、あまりその言葉にも元気がなかった。
いつか笑い話になるときが来る。
そのときは俺がおごるから、浴びるほど飲もう。
その日まで俺もお前ほどじゃないけど頑張るよ。

気温の差

2004年9月15日
今朝は相当寒かった。
職場の暖房は10月にならないと入れられないみたいで、普通なら入れるだろ?
と言うような寒さだったのに我慢しながらの仕事。
まあ、時には我慢も必要だろうけど、融通を利かせるというのは
もっと必要だろうと思う。
何かを羽織って仕事が出来るところならいいのだけど、それが許されていないのだから。

Mさんは相変わらず美人だとなつくづく思う。
30歳も歳が離れていなければなと、彼女が欲しいなと思うようになったら
急にそんなとんでもないことを考えたりもする。

酒とつまみを買って帰宅。
長い夜を晩酌して過ごす。

時雨

2004年9月14日 日常
秋の雨は冷たいから嫌いだ。
ザーザーではなく、シトシト降るところも気が滅入ってくる。
そんな雨が今日はずっと降り続けていた。
天気予報では午後から晴れると言っていたのに。

仕事もいまいち気分がのらないまま定時になった。
たまには買い物でもして帰ろうかと思ったけど、それもやめてしまった。
相変わらず咳と鼻水が出る。
プールに行こうにも、まだ体調が不安だ。

なぜだか人肌恋しくなる一日だった。
彼女とまではいかない、かわいい女の子と親しくなりたい。
なんて都合のいいことを思ったりもしてしまった。

恐怖の夢

2004年9月13日 エッセイ
この歳になって、怖い夢を見て泣きそうになった。
親、今までであった人すべてが俺を拒絶する夢。
怖い夢なら今までだって何度となく見た。
それでも、こんな不思議な夢は今まではなかった。
そして、こんなにはっきりと覚えていることもなかった。

知らない街。
寂れた街の中心街だろうか。
何もないわけではなく、薄汚れたビルがいくつも建っている。
俺はそこに何をするわけでもなく立っている。
夢だから、俺が何でここにいるのか?なんてことは思わない。
ただ、本当に頭の中は真っ白で立っている。

しばらくすると、回りに人がいるのに気付く。
それはみんな知っている人たちだ。
親や職場の人、友達もいる。
俺はみんなとの団体行動中のようだった。

みんなはしばらくするとバスに乗り始める。
大きなバスで、全員が乗ってしまう。
俺も乗らなければとあせりはするのに、ちっとも体が動かなくて
そのままバスは行ってしまう。
俺一人だけ取り残される。
他に車も通らなければ人もいない。俺一人だけただ立っている。

近くにバイクを見つける。
今度は体がスムーズに動いて、乗れもしないはずのバイクを走らせる。
やみくもに走っているうちにドライブインみたいな感じのところの駐車場に
みんなの乗ったバスを見つける。
俺はバイクを近づけようとする。
そしたらバスはまた動き始める。
でも何処かに移動するわけではなく、ただ駐車場の中を俺を避けるためだけに動き回る。
だれの声も顔も聞こえも見えもしないのに、みんなが俺を拒絶しているのだけは感じる。
それでも俺は必死にバスに近づこうとする。
そして転倒。そこで目が覚めた。

自覚のないストレスか何かが影響しているのだろうか?

長袖じゃ暑いな

2004年9月12日 日常
北海道はすっかり秋。
朝晩はかなり冷える。
それでも、日中晴れると結構ぽかぽかして長袖じゃ暑いくらいだ。

せっかくの休みをただゴロゴロして過ごすのももったいないけど、
風邪が完全に治りきっていないのに人と遊ぶのもかったるい。
とりあえず車で出かける。
アテもなく郊外を走らせる。
普段はあまり入ったことない本屋で、しばらく立ち読みをする。
いつも行くところよりも、めったに行かないところのほうが
立ち読みしやすいのはどうしてだろう?

やっぱり長袖で出かけたのは失敗だ。
しっとりと汗をかいてしまった。
だから・・・って訳ではないけど、本屋を出てそのまま帰宅。
ゴロゴロして過ごす。
外出時間1時間半は、病み上がりとしては上出来だ。

夕方ちびまるこちゃんとサザエさんを見て、その後晩酌。
風邪をひいてずっとアルコールを控えていたから格別にうまかった。

明日からまた1週間仕事か。
調理は嫌いじゃない。ただうるさく言われるのはごめんだ。

およそ2年ぶりに

2004年9月11日 日常
ダイアリーノートは3年位前に使っていた。
ちょっとした訳があって登録解除をしてまた登録したのがこれ。
それもずっと放置していたのが残っているとはビックリだ。
さすがと言ってもいいと思う。

今週は月曜から風邪をひいて熱が出た。
それでも仕事を休み訳にも行かずに頑張って出勤したら
「パートさんが休むって言ってきたけど、代替の人はいいかなって思ったから取らなかったから」と
同僚のおばちゃんに言われて、「ひと言相談しろ!」と腹が立って
余計に熱が上がったり、台風のせいで3時間も停電になったりで
ばたばたしていて病院にも行けなくていつもの5倍は疲れた。
健康ってものすごく大事なんだなぁと、心のそこから思わせるための
神様のニクイ演出だったのかもしれない。

今日は休みをありがたく過ごした。
ドラクエやったり、DVD見たり。
明日もまったり過ごそう。風邪も完全に治してしまおう。
あ、今日病院行けばよかったな・・・まあいいや。

復活

2002年10月29日
彼女との関係も復活。
これからはのろけ日記になりそうな予感。
まあ、それもいいかな。

相談

2002年10月24日
友達に色々相談する。
失恋したばかりの彼女に話を聞いてもらうのも
悪いなとは思ったが、親身になって聞いてくれる。

とにかく様子を見てみたら。ということになった。
彼女のことが好きなら、少しくらい待ってみなよ。と。

腰が痛い。

彼女からの返事

2002年10月23日
彼女にメールを送った。
やっぱりあなたが必要だ。って。

今日の夜遅く、返事が来た。
「私のどこが好きなの?優しくないし、冷たいし、
あなたの思ってるような女じゃないのに」
「平日会えないでもいいの?泊まりでどこかに行けないでもいいの?
毎日連絡しないでもいいの?」
「変わるってことは、我慢するってことでしょ?
そんなの見たくない」
「でも、あなたが他の人と付き合い出したら落ち込むんだろうな」

彼女はわざとこんな条件みたいなのを突きつけたのだろうか?
何だか試されているようで複雑な気持ちだ。
どうしたらいいか分からなくなってしまった。

2002年10月22日
元彼女と共通の友達と長々と話をする。
「いつかは別れるんだから、決心のついたときに」
「また同じことの繰り返しになる」
と、彼女が言っていたようだ。
友達が「なんで、今の気持ちの話をしないの」と言うと
考え込んでいたようだ。

友達もつい最近失恋した。
「あんたたちまで合わせることないのに」と言って笑っていたが
かなりショックだったように感じる。
友達の彼氏は、もしかしたら今住んでいる町から
仕事の関係で出るかもしれない。
そしたら遠距離になる。
遠距離で続いたことが、今までない。
連れて行くこともできない。と言ったらしい。
だからって、連絡もくれないで自然消滅みたいなのを
待つのは卑怯だ。逃げだ。と友達は言っていた。
なんで先の心配をして、今を大事にしないの?と。
先がどうでもいいわけじゃなくて、今が一番大切だ。と。

彼女とやり直せたらどんなに幸せだろう。
友達がそのきっかけをくれたような気がする。
彼女と連絡を取ってみよう。
今、俺にはあなたが必要だって言いたい。

頭痛

2002年10月21日
すごく疲れているはずなのに、いまいち眠れない。
そのまま月曜の朝を迎える。
朝からひどい頭痛。
寝不足のせいだな、こりゃ。

職場では、金曜の喧嘩はなかったことのようになっていた。
アレだけ言ったせいか、いつも口うるさいおっさんは
今日だけは何も言ってこなかった。
俺のことを『すぐに切れる若者』と警戒したのだろうか。
まあ、そんなことはどうでもいい。
彼に好かれようと、嫌われようと、俺の人生を
彼のせいで台無しにすることはない。
気にせず、飄々とやっていこう。

頭痛がおさまらないまま、給料をおろしてから帰宅。
車のローンと、親に食費をわたすと手元にはわずかしか残らない。
あと1年半もこんな生活が続く。
うんざりだ。

夜、なぜか元彼女から電話が来る。
「仕事・・・大丈夫だったの?」と。
心配はありがたいが、彼女の声を聞きたくなかった。
また会いたくなるから。
もっと優しくして欲しくなるから。
大丈夫だったことを告げると、「よかったね」と言って
電話は切れた。
よく分からないけど、母性というものだろう。

そう思うことにして、頭が痛いから早く寝る。

歯ぎしり

2002年10月20日
酔っ払って、くたくたになるまで笑って
よく眠れるはずだった。
が、なんだこの音は?『ガミガミ、ギリギリ』
どうやら歯ぎしりのようだ。
それも、半端な音じゃない。
雷が落ちたのかと思った。
みんなも気になってはいたようだが、俺が彼の
一番近くに寝ていた。
結局ほぼ、一睡もできずに朝を迎える。

11時までに出ればいいらしく、朝はダラダラと
コテージで過ごす。
何とかエンジンがかかりだして、みんなで掃除をする。
出る前にしなきゃならないようだ。
あたりまえか?

12時半に帰宅。
みんなと別れたら、やっぱり彼女に言われたことが
頭の中でグルグル回り始めた。
激しい頭痛に襲われる。
ストレスと、睡眠不足によるものだろう。
ベットに横になる。
朝から何も食べていなのに、空腹感を感じない。
夕方目が覚める。
何も食べる気になれない。
何も食べたくない。

明日から当然仕事がある。
このままで大丈夫なのだろうか。
すべてのことがうまく考えられない。
仕事?彼女?え?今日は何曜日?
全然分からない。ワカラナイヨ。

携帯のアドレス帳の『親友』のフォルダ。
上から順番に電話する。
彼女にふられたことを、また昨日と同じように話す。
また同じように聞いてくれる。
ちょっとだけ落ち着いた。
自分を嫌いになってはダメだよ。
お前はいいやつなんだから。
友達が言ってくれた。

こんな文章日記じゃないな。

別れ

2002年10月19日
覚悟はできていたのかもしれない。
もうすぐだって。
だから、余計に無理を言って会いたかったりしたかったのかも。
彼女と別れた。
「もう、合わせるの疲れちゃった」
「最初から、付き合うのは無理だったのかも」
「嫌いにはなっていない」

あまり考えるのはよそう。
落ち込むだけだ。
落ちるところまで落ちたら、あとは上がるだけ。
なんて言う人がいるけど、そうなのかな。
案外、底って限りなく深いものなのかも。
だからできるだけ落ちないように、考えないほうがいいのかも。
今は、いろんな人に彼女にふられたこと話して
『自分だけ知っていること』じゃないことにしよう。

別れるってなったのが、ちょうど昼くらい。
2時間後、俺は友達とコテージに行っていた。
バカ騒ぎして、温泉に入って、酔っ払って。
コスプレまでしてしまった。
あまりくよくよ考えることなく、今日はなんとか
終わった。
明日から、不安定な毎日が始まるんだろうな。

辛い

2002年10月18日
辛いけど、辛いって今の彼女には言わないほうがいいような気がする。
今日もどこかに出かけしてしまった。
前までなら、金曜の夜にひとりでいることなんかなかった。
すごい孤独感。

今朝も最悪の目覚め方をした。
また、あのいつもの嫌な夢を見てしまった。
仕事に行きたくない。
でも行かないで済むはずもなく、ぐったりしながら出社。
いつも口うるさいオヤジが、今日もからんでくる。
どうでもいいことを口出してくる。
俺の身長は185センチ。
彼は155センチ。
同じ仕事のやり方で、俺が楽なはずがない。
俺には俺のやり方がある。
いつもなら「はいはい」と聞いておくところを
ついかっとなって「結果が同じならいいでしょう!」と
怒鳴ってしまった。
職場全体が気まずい雰囲気になる。
ダメだな。仕事は仕事のはずなのに。

明日1時間ほどだが、彼女と会う。
楽しみだけど、今の俺の気持ちをぶつけてしまいそうで怖い。
今日みたいに仕事で嫌なことがあったときくらい
いろいろ話を聞いて欲しい。
たぶん電話には出てくれないだろうし、
メールをしても返事をくれないだろう。
いつか、彼女が親友と喧嘩をしたことがあるという
話を聞いたことがる。
「私の言うことが冗談か本気が分からなくて、
一緒にいるのが怖いって言われた」と話していた。
彼女の親友が、「怖い」と言った意味がよく分かる。

俺も彼女が怖い。
何を考えているか、最近さっぱり分からない。
明らかに、俺といる時間は彼女の中で
楽しいひとときではなくなったようだ。

今日もあの夢を見るんだろうな。

からっぽ

2002年10月17日
この頃、彼女の体調不良のせいで
あまりコミュニケーションを取っていないせいか
何だか心が空っぽ。不安定。
「今の状況が辛いなら、離れていってもいい」
彼女はそんな感じらしい。
共通の友人に、彼女は色々相談しているみたいで、
その友達からもいろいろ言われてしまった。
「好きなら待てるはず」
「求めすぎ」
「もっとしっかりしないと」
わかってるよ。そんなことって思ってしまう。

自分でいっぱいいっぱい。
ってことは、俺が傷ついても平気なのかな。
そこまで思ってしまう。
そんなことで傷つくような男は嫌い。
そうなのかな?
別れたらすっきりするのかな。
違うよ。
前みたいな関係じゃないのが辛いのに
別れたからってすっきりするわけない。

メールもせっかくくれたから返事をしたら
またしばらく来ない。
こっちの質問には答えない。
そこまで体調が悪かったはずなのに
今日は友達食事をしてきたみたい。
息抜きも必要。
ってことは、すべては俺のせい?
こんなに悩んでいるのに。
俺がわがまますぎた罰を今受けているの?
もう辛い。本当に辛い。
のどを通る食事の量が、どんどん減っていく。

どうなるんだろう。俺は。
こんなところで吐き出しても、全然楽にならない。

久しぶりの仕事

2002年10月16日
辛かった。
こんなに仕事が辛く感じるなら、連休と言うのも考え物だ。
肉体労働者の俺にとっては、特にそう感じる。
手首と腰が悲鳴をあげてしまった。
若いはずなんだが、仕事以外では運動なんてしないからな。
もうちょっと鍛えなきゃ。

サッカーをテレビで観戦。
日本も強くなったもんだ。
世界のレベルでもまれている選手たちは、やっぱりオーラが違う感じがする。
特に小野は、昔みたいな幼さが消えて、すごくいい顔になった気がする。
男として、人間として成長したのだろう。
俺も見習わなければ。

この頃読書をしていない。
最近読んだ本は、『カクテルの作り方』のみ。
面白い小説を読みたい。
自分でも書きたい。
小説家になりたいとは思っているが、最近はちっとも書いていない。
こんないい加減な気持ちでなれるわけなないよな。

いい加減か・・・いつもいつもそうだったのかも。
本気になってみたことがないのかも。


超ぐうたら休日

2002年10月15日
4連休最後の日。
今日はさすがにみんな仕事や学校で、遊んでくれる人がいない。
母と姉を職場まで送っていってから、ずっとネットをしていた。

今週末、友達数人とコテージに泊まりに行くことになっている。
幹事の友達が、仕事中にもかかわらずメッセンジャーを上げたから
一緒に会費の計算をする。
いつもいつも、俺とこの友人ばかりが幹事をする。
まあ、別にいいんだが、やってもらって当たり前の顔をされると
ちょっと疲れてきてしまう。
と、愚痴を言いながらも何とか無事に計算は終了。
その後、彼女とのことでいろいろ言われてしまう。
「疲れてるのは、あんたがしっかりしないからだよ」とか、
「求めすぎだよ。好きなら不安になることないでしょ?」とか。
そうなんだよな。もっとしっかりしなきゃな。
俺といるときだけ、彼女は楽しい思いをして欲しいなんて、
束縛どころか、ストーカーみたいだ。
大いに反省させてもらった。感謝している。

彼女は連休明けの仕事で疲れてしまったらしく
仕事から帰ってきてからも一度も連絡が来なかった。
疲れてるんだから、仕方ないよね。
でも、これも俺のせいか?
違うよね。うん。
元気になるまで、気長に待とうと思う。

友達と

2002年10月14日
今日も素晴らしい天気だった。
高校を卒業してから、一度も会っていなかった友達と
富良野に行ってきた。
北の国からのロケ地だ。
車で1時間ほど。ちょっとしたドライブには
最高の目的地だった。

ドラマでも登場した、『拾ってきた家』。
五郎の『石の家』。
当然入れるわけもなく、10メートル以上離れた場所から
ただ眺めると言う感じになる。

その後、昼食を取っていろいろぶらつく。
仕事の愚痴を主に話し合ったりして、高卒就職組同士
なかなか話が盛り上がった。

夜、彼女と電話で少し話す。
「もっと友達と遊んでおいで」
前までの彼女なら、私とだけ会っていて欲しいと言ってくれた。
あまり束縛されたくはないが、そう言ってくれるのは
ちょっと嬉しかったりもした。
でも、今は違う。
会いたいとも言ってくれない。
好きだとも言ってくれない。
大切なのは言葉じゃないなんて分かってる。
でも、態度すら前とは違う。
彼女の体調の問題か?
それだけじゃない。彼女は、少しずつ離れていく準備をしている。

デート

2002年10月13日
動物園に行ってきた。
久しぶりに『デート』って感じのデート。
彼女も久しぶりに体調がよさそうだし
なかなか楽しい休日になった。

帰り際彼女が「あんまり考えすぎるんじゃないよ」と言った。
考えすぎるなと言われも、ここ数週間で
二人の関係はあまりにも変わった。
俺が変わらなければ、ついていけない。
変わらなければ、もう終わりになってしまう。
考えてしまわないわけないじゃん。
今までが、自分の思う通りになりすぎていたのかも。
やっぱり俺が変わらなければならないんだな。

夜はオフクロの誕生日を祝った。
と言っても、本当の誕生日は明後日。
めでたんだかどうなんだか分からないけど、
結構嬉しそうだった。
姉も俺もケーキを買ってきてしまった。
相談しときゃよかった。

13回忌

2002年10月12日
早いもので、母方のじいさんが死んでから
もう12、3年が過ぎてしまった。
あの頃の俺は、まだ小学生。
物心ついた頃から植物人間だった祖父が亡くなったからといって、
特別悲しいと思った記憶はないが、
生まれて初めて涙を流す祖母の姿を見て、
一緒に泣いてしまった記憶がある。

朝から何度か彼女にメールを送ったが、
全く返事が来ない。
出かけているのかな思っていたところに返事が来る。
「出かけてたの?」と、聞いてみたが
また全然違う答えが返ってくる。
もう一度「今日は何してた?」と、つい聞いてしまう。
また違う答え。
束縛しすぎの自分が嫌になるが、ここでちょっとむっとしてしまう。
わざと違う返事をして、俺が怒るかどうか
試しているのではないかと思ってしまった。
最低だ。
でも、この頃の彼女は、俺に強くなって欲しいからと
冷たくしたり、わざと怒らせるようなことをしたりしていた。

彼女は具合が悪かったようだ。
それなのに俺は・・・。
独占欲。束縛。嫉妬。
男らしくってどういうことを言うか、それぞれだと思うが、
俺は自分の思っている男らしさからはかけ離れた人間だ。

明日は彼女とデート。
まず最初に謝らなければ。

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